Azure のサブスクリプションの上限を超えた場合

Azure

久々に、Azure のサブスクリプションの有効金額を超えてエクスパイアーしてしまいました。。

※ 誤って画像を消してしまったので、2017/02にエクスパイアしたサブスクリプションの画像に張り替えました。

 

自分が使っているのは、MSCC の参加賞の Bizspark のサブスクリプションで、月々 15,500 円まで Azure を使うことができます。

普通に検証している分には、上限値を超えることはほとんどないです。

 

これまでに上限を超えたのは、下記のように止めるのを忘れているときですね。。。

  • 仮想マシンを複数台起動したままで忘れていたとき
  • HdInsight で、沢山のコア数を動かしたのを止めるのを忘れたとき
  • 仮想ネットワークをいっぱい作ってゲートウェイでつなげたままにしたとき
  • プレミアムストレージの仮想マシンを作って、ストレージを削除し忘れたとき

 

そして、今回は。。。

App Service のデモ用に作ったのがPシリーズのSインスタンスだと思ってたのが、間違えてPシリーズのLインスタンスだった。。。。

 

PシリーズのSインスタンスなら1ヵ月運用しても枠の中に収まるはずだったので、特に気にしてなかったんですよねー。だけど、Lインスタンスだった。。。

 

 

ってことで、強引にまとめますと、間違って動かしっぱなしや、そもそもサイズを間違えるとクラウド破産一直線ですので気を付けましょう。

 

ちなみに、今回上限を超えてどうなったかというと、各サービスが無効化されただけで、削除とかされるわけではありません。次の月が始まれば、また、すべて元通りです。

もし、今の状態でサービスを有効化するのであれば、制限の解除を行って従量課金でお金の支払いを行うってことになるんだと思います。(だけど、やったことないです。)

 

 


 

Azure のサブスクリプションについてちょっと整理しておきます。

 

■無料評価版

1ヵ月もしくは20,500円分のAzureのサービスを利用することができます。

マイクロソフトアカウント毎に 1 回利用することができそうな感じです。

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■MSDN サブスクリプション

MSDNのサブスクリプションも久々に見るとだいぶ変わってそう。。。

サブスクリプションの種類によって、月々つくクレジットが変わってきます。

あと、MSDNのサブスクリプションを使っていると割引も受けられるみたいですね。

多分、自分もあまり意識せずに割引の恩恵を受けているんだろうな。。。

Visual Studio サブスクライバー向けの月単位の Azure クレジット | Microsoft Azure
Visual Studio サブスクリプションに含まれている月単位の Azure クレジットを使用して実行できる操作について説明します。

 

 

■マイクロソフトパートナーネットワーク

コンピテンシーを取得パートナーやアクションパックを購入したパートナーには社内使用ライセンスがついてきます。

月額US100$のクレジットくらいなのかな。。

コンピテンシーを持っているパートナーでしたら、社有ライセンスでMSDNのサブスクリプションも提供されているはずですね。

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■BizSpark

BizSpark 自体が、スタートアップ向けの支援プログラムみたいな感じでして、このプログラムを利用するとMSDN のサブスクリプションが利用できるようになります。

Azure が使えるだけじゃなくて、MSDN のサブスクリプションがついてくるのはスタートアップ企業にしてみれば、かなりいいですよね。開発用のライセンスを Get できちゃうわけですから。

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■DreamSpark

DreamSpark  は、学生向けの支援プログラムって感じですかね。

Document Moved

 

自分は学生ではないので、使う機会がなくてなかなかどういうものかわからないのです。。。

ただ、OSCで展示ブースに立っていると安く運用できる方法ない?って聞いてくる学生さんが結構います。

そういう時にDreamSpark を説明できるといいんですけどね。。。

 

下記の記事を見る限り、Azure も毎月使えるクレジットが付きそうですね。

http://blogs.msdn.com/b/microsoft_japan_academic/archive/2015/07/20/10628840.aspx

 


 

 

まとめ

 

月額のクレジットを持っている自分がいうのもなんなのですが、これからAzureを触る方は是非無料評価版のサブスクリプションを使って、めいいっぱいAzureをぶん回してみてください。

その際には、各サービスの無料とか安いプランを使うのではなくて、高いプランを使ってみてください。

 

Web App などは、サービスの中に無料のプランがありますが、本番運用するのには機能やリソースが足りてないので、かなり厳しいと思います。

そうなると、有料プランを使ってサービスを展開することになりますので、それだったら最初からそのプランで色々検証されたほうが、ご自身のためになるとおもいます。

 

では、よい Azure Life を~♪

 

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