de:code 2017 に参加しました

コミュニティ

今年も、de:code 2017 に参加しました。
会場は昨年と同じ、ザ・プリンスパークタワー東京です。

de:code をざっくり説明すると、日本マイクロソフトが主催する有償のテクニカルなカンファレンスで、参加者はどちらかというと開発者が多いイベントです。
セッション数は150セッションくらいあったと思います。
ちなみに、各セッションが終わるとスピーカーは、Ask the Speaker のブースに異動し、セッションを受けた人からの質問に答えるミッションが付きます。

展示会場では、スポンサーの展示だけでなく、cogbotのコミュニティによるハンズオンや、Azure Stack のデモが行われてました。
その他にも、技術的なサポートやライセンスに関する相談窓口があり、無料で相談をすることもできます。

Day 1 の最後には、アテンディングパーティーがあり、参加者同士もコミュニケーションを取ることができます。

 

まぁー大きなお祭りって感じですね。

受講したセッション

受講したセッションはこんな感じです。
とても雑多なチョイスですね。

1日目

No 開始 終了 タイトル
1 09:30 12:30 キーノート K100
2 13:00 13:50 MRは表現が命!HoloLensのMR機能を最大限に生かしたコンテンツ制作ノウハウと事例紹介 LS09
3 14:20 15:10 『変わらない開発現場』を変えていくために ~エンプラ系レガシー SIer のための DevOps 再入門 ~ DO08
4 15:40 16:30 50分でわかるテスト駆動開発 DO03
5 17:00 17:50 使わないのはもったいない!プラネット スケールの NoSQL サービス「Azure DocumentDB」 を使いこなそう DI04
6 18:20 19:10 堀江貴文氏が描く仮想現実・複合現実の可能性をエバンジェリスト西脇が問う! SP06

 

2日目

No 開始 終了 タイトル
1 09:30 10:20 ダウンタイムを最小に! ~ Azure における障害/災害に耐えうるアーキテクチャ設計のポイント ~ DI13
2 10:50 11:40 Container環境を支えるマルチクラウド運用監視のデザインと実装案 AC04
3 13:30 14:20 米国マイクロソフト本社で体験したノウハウを伝授!マイクロサービス実行基盤Azure Service Fabricの勘所 AC07
4 14:50 15:40 実践!Azure PaaS / IaaS アーキティクチャ デザインパターン&アンチパターン CT06
5 16:10 17:00 Azure IaaS 構築・運用・管理の専門家が語る DevTest Labs ~高速・費用無駄ナシ・簡単管理を実現する開発・テスト環境の構築~ TL10
6 17:30 18:20 落合陽一氏が描くAI・人工知能の可 能性をエバンジェリスト西脇が問う! SP07

 

受講セッションのカテゴリから考えると、開発全般におけるアーキについて情報収集してる人って感じかな??
でも、スペシャルセッションも2つ見てるから、割と楽しんでる系な感じだと思います。

  • DevOps 2個
  • Data & IoT 2個
  • Architecture 2個
  • Development Tools 1個
  • Chalk Talk 1個
  • Spcial 2個

 

 

感想

受講したセッションの感想を箇条書きで書いてみます。
私の感想ですので、あしからず。

キーノート
  • すごい雑にまとめると、//build 2017 の 3日分のキーノートを3時間にまとめた感じです。
  • 「Steven Guggenheimer」、「Joseph Sirosh」、「Alex Kipman」がゲストで登壇
  • プレスの横で見れたので、スピーカーにとても近い距離で話がきけて、ちょっと嬉しかった。
  • 小柳建設の HoloLense 事例は、とても素敵。納品を HoloLense でやろうって言いだした人は、本当に偉いって思いました(どのような方かも存じ上げませんが。。)
    Just a moment...
  • SQL Server の進化を理解できてなかったので、いいきっかけになってよかった。
    データ系は、もうちょっとちゃんとやろっと。
MRは表現が命!HoloLensのMR機能を最大限に生かしたコンテンツ制作ノウハウと事例紹介
『変わらない開発現場』を変えていくために ~エンプラ系レガシー SIer のための DevOps 再入門 ~
  • エンプラな方って、社内にDevOpsやりましょーって言っても、何それおいしいの?とか言われて導入できないときってあるじゃないですか。
    そんなときに、こんな感じで導入していきましょうっていうセッションです。
  • 「DevOpsを導入していくために、まっすぐぶつかってダメならば、ちょっと言い方考えて迂回して導入しちゃいましょう」ってことなのかなって思いました。
  • 全部一気にやろうとしないで、できるところから徐々にやっていくのがいいのかなって思いました。
50分でわかるテスト駆動開発
  • テスト駆動開発でライブコーディングを行うセッションです。テストコードが主人公ですので、作ったのはFizz/Buzz。
  • まずは、テストコードを書く
  • テストコードを動かすだけのコードを書く(return で正値を返すだけとか)
  • ちゃんとコードを書く
  • テストパターンの見直しをして、いらないテストは削る
  • というような流れと把握w
    (なんか当たり前じゃないのって言われそうだけど、とても気付きの多いセッションでした)
使わないのはもったいない!プラネットスケールの NoSQL サービス「Azure DocumentDB」 を使いこなそう
  • build でリリースされた、Azure CosmosDB のセッションです。
  • 全リージョンで利用できる(リング0)のサービス
  • 別リージョンにレプリケート(?)ができるので、リージョン障害時にボトルネックにならなそう
  • ただ、書き込みは今のところ1箇所だけで、マルチに書き込みはできない。今後できる予定って言ってたような、言ってなかったような。。。
  • 個人的には、RUってどうやって見積もるんだろうって、後から思ってみたりもしました。
堀江貴文氏が描く仮想現実・複合現実の可能性をエバンジェリスト西脇が問う!
  • 堀江氏に西脇さんが、色々聞いていくというセッションで、テーマとしてVR/MRというのはありましたが、そこだけにとどまらずもうちょっと広い範囲で、今後のITって話だったんじゃないかなって思います。
  • 全体の感想は、ホリエモンのアンテナの貼り方ってすごいなーって思いました。
    本当に最新のテクノロジーの情報をキャッチしていると思ったし、それをかなり広い分野でやっているので、組み合わせてこんなことっていうイメージ力が半端なくすごいんだと思いました。
  • このセッションを聴いた人は、HoloLense の使い方のイメージが変わった人も多いんじゃないかなって思います。
    より高精度のセンサーをつけた HoloLense を早く日本に投入してほしいです。
  • 満席で立ち見だったので、他のセッションにしようかなとも思いましたが、このセッションを見れてよかったです。
ダウンタイムを最小に! ~ Azure における障害/災害に耐えうるアーキテクチャ設計のポイント ~
  • MIcrosoft Azure にシステムを乗せたときに、障害に以下に強いアーキにするかってことをテーマにしたセッションだと思います。
  • 障害が発生したときに、ダウンタイムを最小化できるように、回復性を高める設計をしましょうって話
  • すんごいざっくりまとめちゃうと、クラウドデザインパターンをしっかり理解すると、回復性の高いアーキができそうな気がしました。
    ってことで、もう一度ちゃんと読もっと
  • 今回の内容は、アプリケーションデザインに絞った範囲だと思いますが、現実的にはもっと広い範囲で考えるべきなんだろうなーというのが、
    今回のセッションを聴いた中での気づきでした。
Container環境を支えるマルチクラウド運用監視のデザインと実装案
  • コンテナにしてしまえば、Azure だろうがAWSだろうが、GCPだろうがどこにでも持っていけるというメリットがあると思いますが、そんなコンテナ技術をAzure でどんな感じで使えるかっていうのをテーマにしたセッションです。
  • Azure Container Services を中心とした、コンテナの話で、Windows Server コンテナや Hyper-V コンテナの話題もでてきました。
  • セッション中、Azure の上で、nested Hyper-V ができるように聞こえていたのが残念でした。(Azureはまだ)
  • 資料見ながら構築したら30分以内で構築できるってことなので、早くドキュメントでないかな。
    Azure Container Service でポチポチ推して30分待つと今回の環境って話ではないですよね??
  • 聞いていて、そうなの??ってもうことがとても沢山あって面白かったのですが、なんか聞いた後にすごいモヤモヤが残ったセッションでした。
米国マイクロソフト本社で体験したノウハウを伝授!マイクロサービス実行基盤Azure Service Fabricの勘所
  • Service Fablic クラスタと、Service Fablic を使ったマイクロサービス開発の二部構成の内容でした。
  • Service Fablic クラスタもコンテナに対応したらしいっす。
  • ・・・多分、落ちちゃってました。。
    Service Fablic も、1年くらい前に勉強でさわったけど、それ以来だから、また触ってみようかな
実践!Azure PaaS / IaaS アーキティクチャ デザインパターン&アンチパターン
  • テストシナリオをもとに、みんなでアーキテクチャに対してディスカッションするセッション。
  • 自分は、IaaS 班でわいわいしました。
  • もっと時間をかけて、ディスカッションができると、もっとよかったと思います。
  • 今回のネタを持ち帰って、どこかで似たようなワークショップやりたいなーって思ってみたりしました。
Azure IaaS 構築・運用・管理の専門家が語る DevTest Labs ~高速・費用無駄ナシ・簡単管理を実現する開発・テスト環境の構築~
  • Azure Dev Test Labs のお話です。
  • セッション中に、自分もぽちぽちして、Visual Studio 入りVMを、100台を作ってみました。
    20分くらいでできました。
  • Test Labs は、利用用途を考えれば、色んなシーンで楽できそうな気がしました。
落合陽一氏が描くAI・人工知能の可 能性をエバンジェリスト西脇が問う!
  • 落合先生に西脇さんが、色々聞いていくというセッションで、テーマとしてAIというのはありましたが、前日の堀江氏のセッションと同様にもうちょっと広い範囲で、今後のITって話だったんじゃないかなって思います。
  • 落合先生の言葉のチョイスがおもしろかったです。ぬかづけとか浅漬けとか、醸造ウィスキーとか。
  • 前日の堀江氏のセッションも聞いていたので、落合先生がお話されていたことが結構ストンと落ちる感じで、すごく面白かったです。
  • 多分、MRの世界とVRの世界って最終的には進む方向がまったく違うところに行くんでしょうねー。
    VRは、コンテンツがもっとリアルになっていくんでしょうし、MRは現実社会とデジタルな世界のエッジなデバイスになっていくんだろうなーって。

 

まとめ

今まで参加したde:codeの中で、一番楽しかったと思います。

ただ、技術的な情報は50分だとちょっと少ないです。もっとゆっくり聞けるセッションが欲しかったです。
90分セッションとかあると実際につかえるちころまで、話す側が話せるんじゃないかと思います。
もしかしたら、この部分を担うのがDay3,4のハッカソンだったのかな・・・。
そうなら、最初から4日のイベントにして、毎日テーマ別のハッカソン部屋がある方がいいっすねー。

会場は、もう変わらないんですかねー。
変わらないなら、同時にセッション終わらせないで、時間をすこしづつずらすとか、次のセッションの待ちの列の作り方とか、改善点はあると思うんですけどね。

まぁー、楽しかったです!!

 

 

 

 

 

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